【メインクーンの性格と特徴】生まれや体格、平均寿命まで具体的にどんな猫?

【メインクーンの性格と特徴】生まれや体格、平均寿命まで具体的にどんな猫?

メインクーン

こんにちは!

らいたんです(=゚ω゚)ノ

今回は大型猫の種類のひとつメインクーンについてです。

大きい猫として、有名ではありますが、ペットとしての飼い方や性格や特徴、寿命など具体的にどんな猫なのか知りたいですよね!それではメインクーンとは、いったいどんな猫なのでしょうか?

メインクーンとは

大型猫の種類の中でも

特に目を引くほど大きいメインクーンは

まさに「小さいライオン!

そんな存在感を放っているほど、大きなメインクーンも存在しています!実際にペットとして飼いたい方も多いのではないいでしょうか?

それでは

  1. メインクーンの原産国は?
  2. そして名前の由来は?

まずは、こちらを確認してみましょう!

メインクーンの生まれ

メインクーンのイメージ

メインクーンの生まれ(原産)は、ヨーロッパから北アメリカと言われています。

ヨーロッパでは、ニューイングランドメイン州の州猫として存在しています。

アメリカでは、アメリカの猫の歴史最古と言われるメインクーン。

で、起源はヨーロッパなの?アメリカなの?

アメリカ原産!ヨーロッパ原産!

どちらかハッキリ記載されていることもありますが、詳しくは、どちらが先か様々な諸説があるため今だ不明のよう…。

諸説の一部
ヨーロッパではアライグマとの混血説
アライグマは英語でラクーンなので、メイン州とアライグマのラクーンを合わせれば確かにメインクーンというのもわかりますね。

海賊の船員と逃げ出した猫と、その地の猫の交配種説
このような諸説がいくつかあり、そのため、生まれ(原産)はヨーロッパから北アメリカとされているようです。

メインクーンという名前の由来

メインクーンのイメージ2

諸説にもありましたが、アライグマは英語でラクーンなので、アライグマが名前の由来と言われていることが多いです。

しかし、メインクーンの他に、メインキャットクーンキャットなど、他にも呼び方があり、原産国がハッキリしていないため、名前の由来や呼び方もいろいろあるのかもしれませんね。

不思議が沢山!
こういった面も猫好きにはたまらない!
人を引き付ける、メインクーンの魅力!

メインクーンの性格

メインクーンの性格イメージ

さて、そんな魅力あふれるメインクーンですが、どのような性格の持ち主なのでしょうか?

メインクーンの主な性格と、オスかメスかによっても違いがあるので確認してみましょう。

※一般的によく見る猫、例えばミックスや雑種の性格は毛の色や模様などでも判断されています。

主な性格

メインクーンの愛称

ジェントルジャイアント

穏やかな巨人

と、言われているだけに、この猫はとても穏やかな性格の持ち主。他の猫種と比較して人になつきやすく、その体の通り、どしっと温厚。まだ小さい赤ちゃんや、お子さんがいるご家庭でも、優しく見守るように馴染んでくれそうです。

そんなメインクーンは、やはり賢い性格!そんな賢い素質を存分に引き出すためにも、ある程度しつけが必要です。
小さいお子さんがいる家庭では余計に、きちんとしつけをしておく必要があります。

むやみやたらに人や物を引っかいたり噛みついたりしないようしつけることや、トイレを覚えてもらうことなど、最低限のしつけはしましょう!

メインクーンも猫です!

猫らしいツンデレな性格も持ち合わせています。どっしり穏やかで落ち着きがある中、考えられないほどかわいい声で鳴きます!猫なんであたりまえですが!(笑)

メインクーンのならではの、普段の頼りがいある存在から、ご飯をおねだりしたり、おやつを欲しがったり、甘えてくるかわいい鳴き声を聞いたら、そのギャップでメロメロになりそうですね!

メインクーンのオスとメスの性格に違いは?

メインクーンの性格

メインクーンに限ったことではないですが、猫は種類ごとの性格、さらにその種類別でオスとメスの性格が違います。

オスの性格

比較的、メスより甘えたがりです。飼い主以外にもすり寄って甘えていたり、懐きやすい傾向が見られます。

メスの性格

オスより独立タイプが比較的多く、ひとりで自由にさせてほしいタイプ。
「ツンツンツンデレ」くらいでしょうか!(笑)
一日の中で、家に誰もいない時間がどうしてもある方は、お互いに都合が良いかもしれませんね!

※猫も長時間の放置は厳禁!

メインクーンの特徴

性格の次は、メインクーンの外見的特徴についてです。

大きさや毛色や毛質、成長の仕方に特徴があるので確認してみましょう!

「メインクーン」大きさの特徴

メインクーンのサイズ

猫種の中で、もっとも大きいとされています。

世界一大きな猫

と、言われる事もあり

「世界一しっぽが長い猫」
「世界一ヒゲが長い猫」
そんなギネス記録をたたき出した経歴をもつのがメインクーンです。

  • メスで3~6キロ
  • オスで6~9キロ

↑あくまでも目安で
体長100センチ、体重も10キロを超えてくる記録の持ち主!

「メインクーン」成長の特徴

メインクーンのように大きい大型猫は

成長の仕方に違いがあります。

 猫の体格の分類では、ロング&サブスタンシャルに当てはまり、大きな体格を支えるがっちりとした骨格をもち、筋肉質。そのため、一般的に多く見られる小型、中型猫が成猫になるまで1年と言われていますが、メインクーンは体がきちんと出来上がるまで

成猫になるまで約3~5年かかる
と、言われています。

メインクーンは1年目である程度大きくなりますが、そこからがまた楽しいです!ある程度大きくなると、変化に気づきにくくなりますが、「あれ?また大きくなった?」など、徐々に筋肉量が増え、ある日突然、太もものプリッとした筋肉に驚かされたり、骨格、筋肉量が増えていくことで、触り心地や大人な顔つきに、ときおり驚かされます。

このように、メインクーンは約3~5年の間じわじわと変化し、成長していく姿を長い間感じ取る事ができる、大型猫ならではの特徴です。

「メインクーン」毛の特徴

メインクーンの毛

メインクーンは長毛種ミディアムロングに分類されます。特に首の下あたりから胸にかけて毛が長く(飾り毛)、そのような特徴から見た目はまるで、小さいライオンのようにも見えます。

メインクーンは、体全体的に毛が長く見えますが、手で探ってみると長い毛の中に短い毛が密集しているダブルコートで、水に強く分厚い毛が特徴。

被毛カラーは茶系、黒系、白系、ミックス、模様やパターンも様々存在しています。ライラック、チョコレート、ポインテッドなどは、メインクーンとして認められていないようです。

世界一長いしっぽのギネス記録をもつだけに、しっぽの毛のボリューム、長さにも迫力があります。

メインクーンの毛質は、比較的やわらかく、肉球の間の毛も長く生えてくるのが特徴。耳の毛、リンクスティプと言われる耳の先端の毛が長くなるのも特徴です。

毛玉にならないよう

こまめにブラッシングしてあげましょう!

寒い国原産の猫の特徴である肉球の間の毛は、室内がフローリングや大理石など、ツルツル滑りやすい場所が多い場合、少しカットしてあげるとよさそうです。走り回ったりした時に、猫自体、思わぬところで滑ってしまうとケガの原因になってしまうので調整してあげましょう!

メインクーンのなりやすい病気

猫の病気

実際に飼いたい方は

メインクーンの遺伝的疾患なりやすい病気

把握しておく事が、とても大事です。

メインクーンの遺伝的疾患としてあげられている主な病気は

脊髄性筋委縮症(せきずいせいきんいしゅくしょう)

遺伝性溶血性貧血(いでんせいようけつせいひんけつ)

ピルビン酸キナーゼ欠損症(ぴるびんさんきなーぜけっそんしょう)

多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)

肥大性心筋症(ひだいせいしんきんしょう)

などが挙げられています。

猫の遺伝的疾患は

気をつけていてもかかってしまう可能性がある病気です。

しかし、メインクーンのなりやすい病気を事前に調べ、知っておくことで、早めに気付く事ができ、愛猫の命を少しでも長く手助けしてあげられます。

そして現在、遺伝的疾患は発症する前、遺伝子検査で異常を見つけることが出来ます↓



また、遺伝的疾患ではありませんが、メインクーンがなりやすい病気として

毛球症
熱中症

我が子は大丈夫と過信せず、日頃から猫とスキンシップを取りながら、よく観察するようにしましょう。

メインクーンはペットとして飼いやすい?

メインクーンのペット

猫は単純にかわいいだけでは飼えません!

メインクーンや大型猫種であれば余計に、その性格や特徴をよく調べて検討する必要があります。

メインクーンの飼いやすさのポイント

メインクーンは、子猫の頃も比較的おとなしく一般的な小型、中型猫に比べ幼少期も穏やかに過ごす傾向が見えます。

子猫ならではの、やんちゃぶりも猫好きにとってはかわいい時期ですが、幼少期のやんちゃぶりは、ちょっと目を離したすきにケガをしてしまったり、危険がたくさん!特に注意が必要な時期でもあります。

まだ小さな子供がいる
ひとりで飼いたい
家を空ける時間がある※長時間は厳禁

↑このような、猫を飼いたいけど悩む問題を克服してくれるポイントを多く持ち合わせています。

しかし
忘れてはいけません!

メインクーンの最大の特徴

大型猫という点です。
メインクーンは特に大きいです!

ということは、広いスペースを必要とします。猫の成長やストレスに大きくかかわってくるので、猫が十分に遊べるスペースを確保しなければなりません。

キャットタワーなどを使い、面積だけでなく、上の空間を有効的に使うなど、スペースを作り、猫が運動不足にならないように工夫しましょう!

メインクーンのような大型猫は、キャットタワーの選び方も、いくつか注意点があります。

キャットタワー選びのご参考に↓

大型猫におすすめなキャットタワー

メインクーンは、とても落ち着きがあり、家族の情報を冷静に見極め、対応していく賢さを備えています。

そのような性格から、小さいお子様にそっと寄り添い見守るような姿や、忙しくしているご主人様をじっと待っていたり、家を空けている数時間をひとりのんびりすごしたり、そんな順応さをもっているため、猫の中でも比較的飼いやすいと言えそうですね!

最低限のしつけは必要!

メインクーンのしつけ方

メインクーンが、いくら賢いとはいえ

猫と遊ぶ時は必ず猫じゃらし

猫用のおもちゃを使って遊びましょう!

手でじゃらしていると、じゃれて手を噛んできます。手を噛むことにより、人を噛むことがダメなことと認識できなくなる可能性があります。

メインクーンは、トイレを覚えるのも比較的早く、そのような最低限のしつけだけでも十分に飼いやすい特徴をもっています。

そんな賢く穏やかなメインクーンでも、攻撃的になったり不機嫌になったりする場合もあります。きちんとしつけをしたつもりでも、いつの間にか引っかいてきたり、噛みついてきたり。しかし、その時は必ず理由があります。猫は基本警戒心が強く、そして自由なタイプ。なので、それらを刺激するような生活環境、変化にストレスを感じている場合、猫にそういった変化が出やすいので気を付けましょう。

そしてメインクーンは、密かに毎日の生活の中で、ご主人様、家族みんなとの信頼関係を見極めています。

お互い信頼しあえる関係を目指すことも大切です。

メインクーンの平均寿命

メインクーンの寝ている所

平均寿命は猫の種類によって変わります。

メインクーンは平均寿命12~14歳
オスとメスでも約1歳の差があります。

  • オスの平均寿命13.7歳
  • メスの平均寿命14.8歳

その平均寿命は他種と比べ、やや短命と言われています。その理由のひとつとして、上記で記載した、病気で亡くなってしまう猫もいるため、平均寿命がやや短くなっているとも考えられます。
とは言え「全国犬猫飼育実績調査」によると、猫の平均寿命は15.03歳。

さほど差はありません。

そして、30歳を超えたメインクーンもいるので、あくまでも平均寿命として参考にしてください。

メインクーンを飼う前に

抱っこされているメインクーン
大好きな猫を迎え入れる前は、想像するだけでとても楽しくワクワクしますよね!しかし、ここで忘れてはいけないことは、やがてペットも介護が必要になる事です。

猫の10歳は人間の年齢にして56歳

メインクーンは11歳を目途にシニア期
と言われ、徐々に介護が必要となってきます。

同じところをグルグル回ったり、トイレを失敗したり、人間同様、介護はとても大変なものです。私も一度体験しましたが、想像以上に大変でした。そして、メインクーンは体が大きいため介護時、力も必要!精神的に、体力的にもダメージをおいます。
いざ飼い始めると、いつの間にか居るのが当たり前の存在になりがち。猫は人間のように、痛い、かゆいも言葉で伝えることが出来ませんよね。今までより増して、目を配る必要が出てきます。

とても大変な時期に入っても、日々笑いや幸せを沢山もらって過ごしたこと、けして忘れず

最後まで面倒を見れるかどうかを自分だけではなく、一緒に過ごす家族とよく話し合い検討しましょう。

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