大型猫を飼いたい!
ちょっとその前に大型猫についてや種類と特徴、飼い方の確認はもうすみましたか?単純に大きい猫ではなく、特徴や飼い方に違いがあります。
これから新しい家族(大型猫)を迎える前に、これだけは知っておきたい知識を5つの項目に分けて説明します!
※各項目について、必ずしもそうとは限らず、個体により差はあります。
大型猫とは!(知識その①)
まずは、あなたが今飼おうとしている「大型猫」の性格と特徴、基本情報は知っておきましょう♪
猫のサイズは
- 小型(体重約3キロ程度)
- 中型(体重約4キロ程度)
- 大型(体重約5キロ程度)
※種類によっては、中~大型などに分類されていることもあります。
その中で、一般的によく見るサイズの猫は、小型、中型にあたります。どの分類の猫でも、種類や特徴、その子によって基準より体重差はあります。
大型猫の種類で有名なメインクーンでは、体重10キロを超えてくる猫もいます!
そして、オスかメスかでも、その差がかなりあるのも特徴です。
- メスは体重約4~7キロ程度
- オスは体重約5~10キロ程度
かなり大きさに差があるので、種類だけではなく、どちらを飼うかを決めるさいには注意が必要です。
ちなみに、わが家の猫はラグドールのメスですが現在3才体重7.5キロあります!
やはり種類や特徴、その子により体重差が出るので、一般的な目安として参考にしてくださいね!
大型猫は基本どっしりとした穏やかな種類小型、中型にくらべ室内のいたるところにのんびりあるきながら移動し、静かに平和にすごすのが好きな子が比較的多いのが特徴です。
大型猫の種類と特徴(知識その②)
さて、次は大型猫と言っても、種類によって見た目や特徴が違うので確認しておきましょう。
どの種類の猫が自分の生活になじんでくれそうか、家族で飼われる方は家族の生活スタイルと照らし合わせ、選ぶことで、猫とのきずながより良いものになります。
猫を飼う時に一番大切なことは
「人が猫に合わせる!」と、よく言いますよね!大型に限らず猫は基本、束縛を嫌い自由なタイプです…。
なので大型、猫の基本性格をもとに、種類別の特徴も必ず確認して
自分や家族との相性を想像しながら検討しましょう。
日本で飼われている大型猫の種類の中で
- メインクーン(Maine Coon)
- ラグドール(Ragdoll)
- ラガマフィン(Ragamuffin)
- ノルウェージャンフォレストキャット(Norwegian Forest Cat)
上記4種類が有名かと思います。
※その他の種類では、サイベリアン、トイガーなどもいます。
【おまけ知識】
大型猫の中には、飼育許可を取らないと飼うことができない種類もあります。
(サバンナキャット等)価格も200万円~!
それでは有名所4種類、それぞれの特徴を見ていきましょう!
メインクーン(Maine Coon)
【大型猫の種類①】
特徴①
長毛種で比較的水に強い毛で厚みがあり、特に首回りや胸元の毛が長く、大きいだけに骨格もしっかりしていてどっしりとした見た目が特徴的です。ヨーロッパから北アメリカ原産の「ジェントルジャイアント」その名も「穏やかな巨人」という愛称をもつ、大型猫の中でも、もっとも大きい種類のひとつ!
- オスで体重約6~8キロ程度
- メスで体重約4~6キロ程度
(おおよその目安)
特徴②
おとなしく、かしこい性格なので飼い始めで最初に覚えてほしい「トイレをおぼえる!」まで、比較的早いのも特徴。また、周囲をよく観察していて学習能力も高い傾向にあり、人で言うと「空気のよめるヤツ」
そんな特徴を持ち合わせた種類。
特徴③
この種類は、比較的オスの方がなつきやすく、おだやかでおとなしい子が多く、メスは、オスよりひとりでいる事を好みやすく、活発に行動する傾向にあるのも特徴です。
ラグドール(Ragdoll)
【大型猫の種類②】
特徴①
おとなしく抱っこされるのが好きという、猫好きにはたまらない種類!おもに、アメリカ原産と言われていて、ラグドールと言う名のとおり、それはまさにぬいぐるみ的特徴の持ち主!
- オスで体重約6~9キロ程度
- メスで体重約4~6キロ程度
(おおよその目安)
特徴②
ラグドールの最大の特徴は、なんと言っても圧倒的な毛質の良さ!
「上質なシルクの手触り」と言われていて、そんな毛質のおかげで、長毛種の種類の中でも、比較的毛玉になりにくいのも最大の特徴。体格は筋肉質と言われていますが、がっちりしながらも毛がふんわりで見た目は丸い柔らかい印象です。
基本おとなしく、おだやかな性格で大型猫とはいえ、比較的飼いやすい種類と言えそうです。
特徴③
この種類は比較的オスの方がなつきやすく、活発な傾向にあり
メスはおとなしく気分屋で、やや神経質なところがある子が多いのが特徴です。
ラガマフィン(Ragamuffin)
【大型猫の種類③】
特徴①
ラグドールが元になっているのため、性格はラグドールと似ているところがあり、長毛種で体格や風格も似ていますが、明らかに違う特徴は毛色です。
ラグドールは、毛色やパターンが決まっていますが、ラガマフィンの特徴は毛色と目の色がさまざまなところ。猫の歴史の中では比較的新しい方の種類です。
- オスで体重約6~9キロ程度
- メスで体重約4~6キロ程度
(おおよその目安)
特徴②
基本おとなしくおだやかな性格が特徴で、なつきやすく、大型猫とはいえ比較的飼いやすい種類と言えます。しかし、「ラガマフィン」その名の由来のひとつは「いたずらっ子」少々いたずらをする特徴も持ち合わせているのかも!
ノルウェージャンフォレストキャット(Norwegian Forest Cat)
【大型猫の種類④】
特徴①
こちらも長毛種で、ノルウェー原産の寒さに強い分厚い毛。その毛はしっかり張りのあるのが特徴的。おだやかさの中にハンターのかしこさをもつ、比較的活発で、人と遊びたがるようなタイプの子。もともとはハンターだったので、他の大型猫にくらべ運動量が必要なのも特徴です。
運動量が少ないと、少々太りやすい傾向にあるようで、高さのあるキャットタワーやおもちゃを使って、遊んであげながら体重管理をしましょう。
- オスで体重約4~8キロ程度
- メスで体重約3~7キロ程度
(おおよその目安)
特徴②
豊富なカラーバリエーションで、その見た目はとてもゴージャス!
耳がやや大きく、手足がしっかりとしていて、運動神経の良さを感じさせます。
特徴③
この種類は比較的オスの方が活発で、なつきやすい子が多く
メスも活発ですが、ややツンデレ、ややおとなしいところがあるのが特徴です。
大型猫の飼い方の違い(知識その③)
大型猫のブラッシングは半端ない!
大型猫の種類は、比較的どのタイプも長毛種ですよね。なので、全体的に毛玉(毛がもつれて固まっている)に注意で、ブラッシングは頻繁にしてあげる必要があります。体が大きいので、やはりその分時間がかかります。
種類や特徴、その子にもよりますが、ブラッシングを好む子の場合は比較的スムーズに行う事ができますが、嫌がる子の場合何回かに分けてなるべく猫にストレスを与えないよう、こまめにブラッシングします!
ここで知っておきたい知識
長毛種の特徴ですが、ブラッシングをきちんとしてあげないと、毛玉の原因だけではなく、皮膚病、黒ニキビ、ヘアボール(グルーミングした際にその毛が体内で毛の玉になる)にもなりかねない!ということです。
特にヘアボールに関しては、ひどい場合手術になることもあるのでブラッシングはとても大事なケアのひとつです。
爪切りもしてあげましょう。
小さいころからしてあげることで、比較的嫌がりません。
※爪を切っていても、爪とぎを設置してあげた方がいいです。
自分で爪とぎをしたり、室内飼いの運動不足解消のひとつにもなります。
広々スペースに、猫用品も大型!
大型猫の最大の特徴!
必要な猫用品も大型サイズをそろえなければいけないです。
- ケージ(お留守番の時などに一時的に入っていてもらう猫部屋)
- キャリーバッグ(動物病院へ連れていく時などに使う)
- トイレ、キャットタワーなど
そのぶん広いスペースを必要とします。
そして、わが家の場合、子供のうちに使うキャリーバッグと、一般的大型猫サイズ(3キロ~6キロまで用)など、種類いろいろ準備していたつもりが体重6キロを超えてきたので使えなくなりました…。
↓こちら現在のわが家のキャリーバッグ
Ⅿサイズ:耐荷重8キロまで
※購入時は、商品ページの詳細から再度確認してください。
トイレも、一番大きいサイズを買ったつもりが、だんだんトイレが小さくなり…。
ん?猫が大きくなり…
ネットで探し、海外の特大に買い替えたり…。
購入時はサイズ表記に注意です!
※わが家のトイレは古くてもう売ってないようですが、下記商品も特大です!
気になる方はこちら↓
そして、大型猫は
最低3年間は体が大きくなり続ける!
これは大型猫の特徴で、特にノルウェージャンフォレストキャットの場合5年間とも言われています。一般的によく見るサイズの猫は、約1年程で体が出来上がります。
そして、わが家の猫で言えば、約3年たった頃「体重6キロになり、体出来上がったね!」
なんて思っていたら「あれ?また大きくなった?」
なんてこともあります…。
なので、キャリーバッグは
↓
- 子供のうちに使う用
- 大人になってから使う用
この二つは必要かと思います。
大型猫とはいえ、生まれてから数カ月は小さいですよね。猫自体キャリーバッグに入れられて外へ連れ出される事を、不安やストレスに感じたりする子が多いようです。
室内飼いの特徴ですかね。
なぜなら、室内飼いとはいえ動物病院(ワクチン接種などで)などで必ず外へ連れ出さないといけない事がありますよね。つまりきっと…猫は↓
「キャリーバッグ→外→病院→ギャー!」
なのでしょうね…。
キャリーバッグを見せるだけで逃げ回ったりする猫も多いのでは。
猫↓
「病院でもなんでも外でたい!」
猫↓
「キャリーバッグカモーン!」
そんな猫もいますが。
猫はもともと狭いところが好きな特徴があるので、最初から大きいものではなく、猫の体に合わせたキャリーバッグを用意してあげる事で、猫のストレスを軽減させられるのではと思います。
大型猫の場合、キャットタワーも重量表記など必ず確認してから購入しましょう。
厳選おすすめキャットタワーはこちらのリンクからどうぞ!
↓
大型猫の餌の違い(知識その④)
私は餌選びが一番大変でした。
種類が豊富!
口コミや評価の良い優秀な海外メーカーの餌もかなりあり、どれを見ても成分や配合、重視しているところが違ったり…。
結局どれを買えばいいのか…。
そこで、重要なのが猫といっても大きいことです!
必要な成分や多めに補っておきたい成分などがあります。
大型猫がなりやすい(遺伝なども含め)病気の一つに肥大型心筋症という病気があることです。
心臓の壁が厚くなったり肥大する病気のようで、進行状態によっては心不全、突然死する危険があるという、大型猫を飼う上で、とても心配な病気のひとつです。
そこで、確実に予防につながるという記載はないのですが
↓
心臓の健康に配慮した
心臓の健康に役立つ成分として
↓
- L-カルニチン
- タウリン
- オメガ3系・6系不飽和脂肪酸
これらが配合されている大型猫専用の餌を発見し、愛用しています!
下記はラグドール専用です!この他の種類もあります。
種類別の特徴にピンポイントで焦点をあてた専用フードなので、これは心強いですよね!
※過剰に心配しすぎも注意です!
それでも心配な方は、遺伝子検査が出来るところもあります。
遺伝子からなりやすい病気、数年後かかるかもしれない病気など
気になる方はこちらからどうぞ↓
※こちらは検査結果をWEB上で確認することも可能だったり 、注文方法もシンプルで結果が出るまでも業界最短、料金も業界最安水準と言われていて安心して利用でき、便利です。
そして、大型猫は、被毛のケアも必須です。
美しい毛なみを維持するには、おもにたんぱく質を十分にとる事がよいとされているようです。人も体調が毛質に出たりしませんか?
美しい毛なみを維持させる事は、単純に見た目だけではなく健康管理のひとつと言えそうですね。
大型猫は特に必要!
良質なたんぱく質が豊富な特徴を持つおすすめフードはこちら
↓
わが家では、上記専用フードとこちらをミックスしています!
大型猫の値段は?(知識その⑤)
値段の確認も重要です。
ここで大事なことは
けして無理な金額で買わないことです。
購入時の金額だけでなく、その他そろえるものや、餌、大型猫に限ったことではないですが、もしもの病気やケガ、その他、お金がかかります。家族で飼われる方は特に、今後思わぬ出費などもあるかもしれませんよね。長い目で見て、きちんと最後までお世話をしてあげれるかを検討する目安になればとおもいます。
どの種類も金額は約20万円前後を中心とし
(約13万円~約28万円代)
約13万円~約6万円代
約28万~約80万円代の猫もいます。
相場よりも高めの猫は
例えば、その子の両親どちらかがキャットショーなどで優勝していたり、ざっくりと言うならば、チャンピオンの子などの特徴があります。
相場よりも安めの猫は
少し大きくなってきた子など、例えば生まれて3カ月と6カ月の子では6カ月の子の方が安かったりするようです。
※現在のおおよその目安となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分、もしくはご家族との相性がよさそうな猫は見つかりましたか?
どの種類も見た目や特徴が違い、どれも魅力的ですよね!
大きくてモフモフのおっとりした姿は大型猫の最大の魅力です!
ペットは家族!そして癒しの存在!
そんな猫と共にする人生が、より良いものになりますように!
以上
【大型猫の種類と特徴】
飼う前に知っておきたい知識5選でした!